子育てサラリーマンhimukaoの雑記ブログ

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貯金だけでは不十分?インデックス投資の勧め

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皆さんこんにちは。

 

子育てサラリーマンのhimukaoです。

 

子育てにマイホーム計画、家族が増えるとお金に関して考えることが増えますよね。

 

今後来るであろう大きな出費に備えて貯金だけしている方は、損をしているかもしれません。

 

貯金以外にも、余剰な資金を使い投資するという選択肢があります。

 

せっかくお金に余裕があるなら、そのお金に働いてもらい、収入を最大化していきましょう。

 

ここでは、投資をしたほうが良い理由と、私の投資の考え方について紹介したいと思います。

 

なぜ投資をしたほうが良いのか

銀行に預けておけば利子で資産が増える時代は終わりました。

 

現在では、銀行に預金していても0.1%も利子が付きません。

 

一方で、資金を投資に回せば、毎年数%程度の利益を得ることが十分に可能です。

 

例えば、毎月2万円を積み立てて、30年間貯金した場合と積み立て投資した場合を考えてみましょう。

 

前提として、銀行預金の利回りは0.01%投資の利回りは3%とします。

 

↓のページを利用させてもらい、計算しました。

 

積立計算(複利毎課税) - 高精度計算サイト

 

結果として、銀行預金では8000円程度しかプラスにならないのに対して、投資をした場合は、約330万円のプラスになりました。

 

投資をしていない場合は、約300万円を得る機会を逃したと考えることができます。

 

後から後悔しないためにも早い段階から一定割合投資に資金を割くのが良いと思います。

何に投資をすればよいのか

投資対象を選択する際は、自分が許容できるリスクを設定し、それに合った投資対象を選ぶ必要があります。

 

個別銘柄の株式は価格が大きく低下したときの損失は大きいですが、それは価格が上昇した際の利益も大きいことを意味します。

 

投資においては下がる可能性がある、というのは上がる可能性があるとほぼ同義ですので、自分のスタイルに合わせて投資対象を選んでいく必要があります。

 

私は会社員なので日中は株式市場を見続けることはできません。

 

また、家では子育てで忙しいので、四六時中株のことを考えることができません。

 

そこで、インデックス投資という選択に落ち着きました。

インデックス投資とは

日経平均株価、TOPIX、ダウ、S&P500などの名前を皆さんよく耳にすると思います。

 

これらに連動するように分散して投資してくれるのがインデックス型の投資信託になります。

 

投資信託とは、株の買い付けを代理で実行してくれるものと考えておけばよいでしょう。

 

日経平均、S&P500などはその国を代表する各分野の企業から構成されていますので、この指標に連動するように投資すると、その国の代表的な会社の株を網羅できていることになります。

 

複数の企業に投資することになりますので、どれか1社がこけても大きく値が下がることはありません。

 

逆に言えば、どこか一社の株価が爆上がりしても大きな利益は得られません。

 

分散して投資することで、大幅に下がる可能性も、大幅に上がる可能性も下げることができます。

 

それなりのリスクでそれなりのリターンを狙えるのがインデックス投資のメリットになります。

 

また、長年にわたって国を代表する複数の企業の株価が下がっていくとはなかなか考えられませんので、長期的に見ればマイナスとなることはほぼないと考えられます。

 

10年以上の長期投資をお考えなら、インデックス投資は魅力的ではないでしょうか?

具体的にはどのような商品を選べばよいのか

株価指数に連動するインデックス型の投資信託といっても、かなり種類があります。

 

次の観点から商品を選択するのが良いかと思います。

 

  1. ランニングコストが低い
  2. 投資先の構成

 

それでは、説明していきます。

投資信託のランニングコスト

積み立て投資をしていく場合、2種類のコストがかかります。

 

まずは、月々に金融商品を買う際の手数料です。

 

商品によっては買うたびに手数料がかかりますので、積み立て投資をする場合、「ノーロード」と呼ばれる手数料が0のものを選びましょう。

 

ノーロードと書いてない場合もありますので、買い付け時の手数料が0かしっかり確認しましょう。

 

もう一つのコストは信託報酬といって、投資信託側に支払う手数料のようなものです。

基本的にインデックス型の投資信託はこの手数料が安いです。

 

しかし、同じ株価指数に連動する投資信託でも商品によって、手数料が変わってきます。

 

例えば、三菱UFJ国際投信の商品に、「eMAXIS 日経225インデックス」、「eMAXIS slim 国内株式(日経平均)」という2つの商品があります。

 

同じ株価指数に連動しており、パフォーマンスも同程度だと考えられますが、手数料を見ると、前者は0.44%、後者は0.154%と大きく違います。

 

前者は、証券会社の支店の窓口で買える商品、後者はネット証券のみの商品のため、

手数料にこのような差があると考えられます。

 

インデックス型の投資信託からてきとうに選ぶのではなく、しっかりと手数料を見てから購入を判断しましょう。

 

投資先はどこがいい?

次に投資先です。

 

私は先進国全体に投資するのが良いのではないかと考えています。

 

私たち日本人はとりあえず身近な日本に投資しがちです。

 

日本に住んでたら日経平均が毎日ニュースでもでてきて、株価の変動を感じやすいので、良いとは思います。

 

しかし、投資としてのパフォーマンスで見ると、世界に投資したほうが高くなる可能性があります。

 

例として、過去30年間の日経平均とS&P500(アメリカの株価指標)を紹介します。

 

データはYahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance Newsで公開されているものを使用しました。

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30年間の日経平均推移


 

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30年間のS&P500推移

 日経平均を見ると30年前のバブルの時から大きくは成長せず、横ばいですね。

 

しかし、2003年の底値から現在までの期間を見ると年間成長率7.5%あります。

 

アメリカの株価指標S&P500を見ると、30年間で年成長率8.5%で伸びています。

 

リーマンショックなどを経てもこれだけ株価が上がっているのはすごいですね。

 

単純に長期投資のパフォーマンスで見たらアメリカ株に投資するほうが良いのでは、と思います。

 

もちろん、局所的に見れば日本に投資しても利益を得ることはできます。

 

リーマンショック後の2012年から現在までの年成長率は十数%と高い値を示しています。

 

なので、基本的にはアメリカ市場など安定して高い成長を続けると考えられる市場に投資し、何かのアクシデントで株価が大きく下がったときに日本の株を買う、のような運用をしていこうと私は考えています。

 

私は、購入する投資信託としても日本以外の先進国を網羅しているものや、アメリカ市場の株価指標に連動するような商品を買っています。

 

積み立て投資時の注意点

積み立て投資には注意点があります。

 

それは、途中でやめずに、長期で積み立てていくということです。

 

先ほどの日経平均とS&Pの推移で示したように、短期的にみると株価が下落し、損失を受けることもあります。

 

しかし、この時の損失は含み損といって、株を手放さない限り損失とはなりません。

 

その際は、長期にわたって保有すると、チャートからもわかるようにプラスに転じる可能性が高いです。

 

株価が下がっても狼狽して売らずに、しっかりと長期で積み立てていきましょう。

 

一定額の積み立てを実施すると、株価が下がった時ほどたくさん株を買うことができ、株価が上がっているときは買う量を抑える、という買い方になります。

 

これはドルコスト平均法といって、リスクとリターンを平準化できます。

 

なので、途中で辞めずに、しっかりと積み立てで投資をしましょう。

まとめ

この記事では、インデックス投資に関してご紹介しました。

 

お金は預金していたらほとんど増えませんが、投資することでお金がお金を稼いでくれます。

 

投資をした時としなかった時の差を機会損失と考えると、投資をしないことで損失をしているといえます。

 

30年後に投資をしておけばよかったと考えても遅いので、若いうちからしっかりと投資を計画しましょう。

 

将来のマイホーム購入や子供の学費のために積み立て投資を始めてみるのはいかがでしょうか?

 

また、投資は始めたけど、日本市場にばかり投資している、という方は今回の記事を参考にしていただければと思います。