初めまして、himukaoです。
私は、健康に関する情報を調べるのが趣味で、様々な健康ハック系の本を読んでいます。
様々な健康法の中で私が特にお勧めする有酸素運動について紹介したいと思います。
参考にした本は「BRAIN一流の頭脳」という本です。
この本は世界中の研究結果をもとに有酸素運動のメリットを紹介しています。
しっかりとした学術論文が元ですので、信頼できる情報だといえます。
最近頭がすっきりしない、なんか気持ちがもやもやする、集中力が上がらない、といった悩みを抱えている方に読んでいただければと思います。
今回私が効果を実感した有酸素運動のメリットは3つです。
- 記憶力が上がる
- ストレスレベルが下がる
- 集中力が上がる
それでは、一つずつ紹介したいと思います。
1.記憶力が上がる
加齢とともに記憶力が落ちてくるのを感じますよね。
様々な研究結果より、何もしない人は脳が毎年最大1%ほど縮むことが分かっているそうです。
この話を聞くとヒヤッとしますが、安心してください。
有酸素運動をすると脳の萎縮を食い止められるだけでなく、脳を大きく成長させることができるそうです。
早歩きで40分程度週3回の運動を実施した群が脳の成長がみられたそうなので、ぜひ皆さん軽い有酸素運動を取り入れて記憶力をアップさせてください。
大学院入試の時に毎朝運動して勉強をしていましたが、かなり記憶の定着が良かったと記憶しています。
そのかいあって大学院入試は上位の成績で合格することができました。
2.ストレスレベルが下がる
ストレスを感じるとき、私たちの体では、コルチゾールというホルモンが分泌されます。
このホルモンが分泌されると心拍が上がり、私たちの体は戦闘状態になります。
これはサバンナで敵から逃げ延びるためにできたシステムですが、現代では頻繁に戦闘状態になるとただただ精神がすり減るだけですよね。
このストレスを感じた時に分泌されるコルチゾールの量は、有酸素運動を続けると減っていくそうです。
つまり運動を習慣化すればストレスを感じにくくなります。
軽いランニングやサイクリングをするとすっきりしますが、科学的にも理にかなっているのですね。
私もストレスを感じたときは軽いランニングを心がけていますが、頭の中がすっきりしてとてもおすすめです。
3.集中力が上がる
私たちが何かに集中するときドーパミンが分泌されます。
このドーパミンという物質は脳に対してご褒美であり、しっかりドーパミンが分泌されることで私たちは集中し、心地よい達成感を得ることができます。
注意力散漫な人はこのドーパミンの分泌量が少なく集中力が保てません。
そのため、有酸素運動を習慣化している人は高い集中力を保てます。
この集中力を上げる効果は、1度運動をするとそのあと一定時間得られるそうです。
なので、集中して勉強したいときに有酸素運動をすると効果的ですね。
注意力散漫な子供の集中力を上げるのに有酸素運動は効果的です。
心拍数が上がるような遊びをした後の子供の集中力は大きく向上し、勉強に集中し、癇癪を起さないようになるそうです。
ぜひ子供にも有酸素運動をさせたいですね。
まとめ
有酸素運動の効果を3つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
有酸素運動をするだけでこんなにも素晴らしい効果が得られて驚きですよね。
特に道具なども必要とせず、早歩き程度の運動でよいので始める敷居は非常に低いですよね。
一点注意点ですが、今回紹介したものは筋トレなどの無酸素運動では十分な研究結果がまだなく、効果があるかはわかっていないそうです。
なので、運動をするなら筋トレなどの無酸素運動ではなく、有酸素運動がおすすめです。
今回紹介した以外にも「一流の頭脳」には他にも多数の有酸素運動のメリット、研究内容の紹介が記載されており、とてもおすすめです。
ぜひ興味があれば読んでみてください。
同著者のスマホ脳に関してもいつか紹介したいと思います。