こんにちは。
子育てサラリーマンのhimukaoです。
子育て中って家事に育児にやることが多くて大変ですよね。
これをすべてワンオペですると考えるとぞっとします。
我が家は家事をうまく分担できており、夫婦仲は良好です。
はじめのうちは家事が嫌でたまらなく、やらない時も多かったのですが、ある本に出会い、考え方を変えていくと不思議と普段の家事が苦にならなくなりました。
この記事は、家事がしたくないと考える旦那さん、自分ばかり家事をしていると考えている奥さん方に読んでいただければと思います。
夫婦仲が悪くなる理由は?
家事のこと、育児のことで喧嘩する要因は何でしょうか?
夫は仕事で疲れているから、家事や育児はしたくないと考え、妻は自分ばかりが家事や育児をしていると考える。
こういう状況だとお互いに不満がたまっていき、夫婦仲が悪くなっていくのではないでしょうか?
夫も妻も自分のことしか考えていませんね。
また、家事を担っている妻がいつも自分ばかり家事や育児をしているんだから、たまには夫にもしてほしいと、見返りを求めるのも夫婦仲が悪くなる原因だと思います。
まとめると、次の2つが夫婦仲が悪くなる原因です。
- 自分のことばかり考える。
- 家庭の中で相手に見返りを求める
夫婦仲を良くするためにおすすめの本
私が読んでためになったのは次の本です。
「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気」岸見一郎、古賀史健 著、ダイヤモンド社出版
この本は、アドラー心理学の考え方、実践方法について書かれた本になります。
アドラー心理学的は実学的な心理学とは異なり、マインドセットを変えることで、対人関係の悩みを解決していこうというもの、と私は解釈しています。
ビジネスマン向けの本と思われがちですが、このマインドセットは、家庭生活でも絶大な効果を発揮します。
アドラー心理学では、「共同体感覚」を身に着けることをゴールとしています。
この共同体感覚とは、一人称を「私」から「私たち」に変えていき、その「私たち」の範囲をどんどん大きくしていくことです。
まずは「私たち」を家族に拡大し、それを地域、会社などより広いコミュニティに拡大していきます。
そうすることで、様々な対人関係の悩みを取り除ける、とアドラーは提唱しているようです。
次項でこの考え方を家庭に適用した場合について説明します。
家庭でおすすめのマインドセット
まずは家庭でも一人称を「私たち」に変えましょう。
するとどうなるでしょうか?
家事は「私たち」の仕事、育児も「私たち」の仕事となりますよね。
そう一人称を変えていくと、「妻が苦手な皿洗いを自分がすれば、家事の滞りが減るな」、「朝早起きの自分がごみをまとめれば、子供が起きてから家族みんなでゆっくりする時間が取れるな」、などの考えが出てきます。
それだけで効果があるの?と思われる方もいると思いますが、私には非常に効果がありました。
常に「私たち」を良くするにはどうすればよいかを考えるようになり、進んで家事、育児をするようになりましたし、それらが苦じゃなくなりました。
また、一人称を「私たち」で考えているという話を妻にし続けたところ、妻にもその考え方が浸透し、私の仕事が忙しいときは、全力でバックアップしてくれるようになりました。
まとめ
この記事では
- 夫婦仲が悪くなる原因
- 夫婦仲を良くするおすすめの本
- どう考えると夫婦仲を良くできるか
について紹介しました。
夫婦仲が悪くなるときって、「自分だけが頑張っている」「自分の負担が大きい」、のように自分を中心に考えるときが多いと思います。
一人称を「私たち」に変えることで、これらの不満が減っていきますので、ぜひ皆さんも考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
考え方を変えて行動を変えると周りもそれに影響されて変わっていきます。
私も家庭だけでなく、より大きなコミュニティで一人称を「私たち」に変えていれるようにしたいです。