皆さんこんにちは。
子育てサラリーマンのhimukaoです。
高気密、高断熱住宅を検討しているとき、どこのハウスメーカーで建てるとどの程度の気密測定値になるか気になりますよね。
気密性能のカタログ値、実測値はなかなかネットで検索しても出てこなくて、参考にできるものが少ないのが現状です。
この記事では、アイフルホームで建てた我が家の気密測定実測値を紹介したいと思います。
高気密・高断熱住宅で家を建てたい方で、どこのハウスメーカーで建てるか迷っている方の選択の参考になればと思い記事を作成しました。
アイフルホームの情報は検索してもあまり出てきませんので、実例の一つとして参考にしていただければと思います。
気密性について
気密性とは、家にどのくらいの隙間があるか表す尺度です。
隙間の広さを床面積で割ったC値(cm2/m2)であらわし、この値が低いほど隙間が少なく、気密性が高いことを表しています。
断熱性と気密性がそろって初めて、省エネ住宅、長寿命住宅となります。
アイフルホームは全国展開のフランチャイズでは珍しく、全棟気密測定を実施しており、しっかりと基準値も設けています。
気密性については別の記事も書いていますので、ご覧ください。
気密測定結果公開
気密測定は家の壁や配線関係が出来上がった中間段階で実施しました。
下の写真のように、バズーカみたいな装置を窓にとりつけ、家を負圧にして気密測定を実施します。
この装置のファンが回りだしたら測定終了までドアの開け閉めはできません。
関係者全員固唾を吞みながら見守ります。
そして、数分後結果が出ました!
なんと、我が家の気密性は・・・驚きの・・・
0.35cm2/m2でした!
かなり良い数値でびっくりしました。
「家は、性能。」で有名な高気密高断熱住宅の雄の一条工務店でも実測平均値は0.59なので、一条工務店の平均を上回る非常に高気密な仕上がりとなりました。
ちなみに、我が家を建ててもらっているアイフルホームでは、基準値が0.57であり、それ以上の値が出ると、隙間箇所を探して埋めていく作業をしていくそうです。
実績としては、0.4代が多いとのこと。
全国フランチャイズ展開をしていながら、この気密性能を保てるとは、アイフルホームの母体のLIXILのガイドラインはかなりツボを抑えたものなのでしょうね。
住む人の快適性に直結する断熱、気密をおろそかにしないというアイフルホーム、LIXILの考え方にはとても好感が持てます。
気密性を良くするために実施したこと
気密性は基本的には大工さんの施工の腕で決まるのですが、施主としても気密性を上げるためにできることがあると思います。
私は、次の2点に気を使いました。
家を複雑な構造にしない
シンプルな作りの家が気密性が高くなると考えられます。
小屋裏などを作ったり、大きな吹き抜けを作ったりすると、居住空間の形が複雑になります。
そうすると、屋根の傾斜に沿って気密断熱処理をすることになり、気密性をあげるのが難しくなるはずです。
実際にそういった家は、少し気密性が下がるという話を工務店さんから聞きました。
どうしても欲しい場合以外は、屋根裏や吹き抜けは控えたほうが良いのかなと思いました。
費用の面でも100万単位で安くなると思います。
窓を少なくする。引き違い窓は極力減らす。
窓は、気密の観点からも、断熱の観点からも弱点となります。
最も一般的な引き違いの窓が一番気密にとって弱点になるようです。
我が家は、不要だと思った部分は窓を減らし、引き違いの窓も極力減らしました。
これも気密性が高くなったことに寄与していると考えています。
まとめ
この記事では,以下の内容をご紹介しました。
- 住宅の気密性について
- アイフルホームで建てた我が家の気密測定の結果紹介
- 気密性を上げるために気を付けたこと。
結論として、アイフルホームはしっかりと高気密の施工をしてくださり、非常に気密性の高い家を建てることができました。
高気密高断熱住宅を検討している方の参考になれば幸いです。